阿弥陀如来坐像

阿弥陀如来坐像

阿弥陀如来坐像

種別

県指定有形文化財(彫刻)

所有者

顕正寺(西日野町)

法量

像高51.8cm

材質・形状

木造 漆箔 彫眼

製作年代

平安時代後期

指定年月日

昭和32年3月29日

解説

 定印(じょういん)を結び、結跏趺坐(けっかふざ)する姿で表されます。これは宇治の平等院鳳凰堂の阿弥陀如来坐像と同じかたちです。体の表面に金泥が残り、衣に金箔を押しているので造られた当初は全身金色に輝く像であったかもしれません。しかも体内にも金箔や銀箔を押しており、仏の存在そのものが光に満ち溢れているということを表しており、これも篤い信仰の跡を示すものといえましょう。このような表現方法は、11世紀末から現れるもので、像の作風が、平等院鳳凰堂の阿弥陀如来坐像を造った定朝(じょうちょう)の様式を受け継いでいることから平安時代後期の製作と考えられます。